東日本国際大の教職員が８日、新型コロナウイルス感染症の影響で経済的に困っている学生を支援しようと、有志で寄付金５９万１０００円を集めて購入した食料品を学生に配布した。
感染症拡大を受け、同大には学生から「感染症の影響でアルバイトができず、生活が苦しい」との相談が多く寄せられた。教職員は「学生のためにできる支援をしよう」と寄付金を集めた。
６月中旬～下旬に２０万円を目標に寄付を受け付けたところ、有志８６人から想定の約３倍の額が寄せられた。同大といわき短大の希望する学生１０４人に、１人当たり５～６０００円相当の食料品を配った。
８日に同大学生食堂で贈呈式を行い、同大を運営する学校法人昌平黌の緑川浩司理事長らが代表の学生に食料品を手渡した。また、教職員が学生を勇気づけようと制作した寄せ書きも公開された。
食料品を受けた経済経営学部３年の学生（２１）は、感染症に伴う利用客減で飲食店のアルバイトを辞めた。「生活が苦しくなっていた。支援に感謝し、社会に恩返しできるよう学業に励みたい」と笑顔を見せた。
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July 14, 2020 at 07:12AM
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学生に食料品配布 東日本国際大教職員、有志が支援 - 福島民友
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