新型コロナウイルスの影響により、トイレットペーパーや、食料品などの買い占めが起き、必要な人に必要な物資が届かなくなっている。
そんな人たちを助けようと、とある家族がはじめた行動が大きな拡がりを見せた。
庭先で始めた慈善活動
米国ウィスコンシン州ミルウォーキーに住む、テリー・ウリベ・ゴールさんの両親は、自宅の庭先に、無料で食料品などを提供する「ミニパントリー」を開いた。パントリーとは欧米の家庭についている食料庫のようなもの。「必要なものがあれば持っていって下さい!」「余っているものがあればシェアして下さいね」とボードが掲げられており、誰もが自由に食料品を出し入れできるパントリーとして、缶詰やクッキーが置かれた。テリーさんは3月26日、自身のFacebookにこのパントリーの写真を掲載し、「前向きな気持ちに触発され、私たち家族はこの困難を出来る限り支援したいと思います」と綴った。
当初テリーさんは、ハロウィンやクリスマスの飾り付けがすぐに荒らされたことを思い出し、この活動はすぐに終わってしまうと思っていた。しかし、その予想に反してパントリーは大きく成長していく。
日に日に成長するパントリー
3月30日、パントリーのスペースが拡がった。近所の人が机を貸してくれたようで、食料品の他にトイレットペーパーや生理用ナプキン、本などが揃った。中には150ドルの現金を寄付してくれる人まで現れた。
さらに5日後の4月4日、なんと大きなテントが出現。寄付された現金を使い、テリーさんの父親が購入した。寄付された物資の量も増え、ちょっとしたお店のように。規模が大きくなるにつれて、生鮮食品、乳製品、肉などの寄付はしないようルールを決め、それ以外の食料品、飲み物、おむつ、おしりふき、衛生用品、紙製品、ペットフードに限って受け入れた。「寄付して下さった皆さん、ありがとうございました。皆さんの協力がなければ、このパントリーは成り立っていなかったでしょう」とテリーさん。
誰かの善意が誰かの善意につながっていく。あまり日本では馴染みの無い光景かもしれないが、身の回りでできる範囲のことをやってみると、思わぬつながりが生まれるかもしれない。
赤井大祐
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