新型コロナウイルスの感染拡大でアルバイトや帰省などができず、生活費などに余裕のない学生たちを支援しようと、会津大は２日、同大学生食堂で教職員の寄付によって集めた食料を学生に配布した。
学生から「食べ物が残り少なくなったが、買えない」など食事に関する相談が相次いで寄せられていることを受け、支援策の一環で行われた。教職員に寄付を募り、カップ麺やレトルト食品、菓子、コメなどを用意。学生たちはコメのほか、テーブルに並んだ商品の中から入り口で渡された袋に好きな食品を詰めて持ち帰った。
学生たちはマスク姿で間隔を空けて並び、食堂の外まで列を作った。袋いっぱいに食料を詰め終えると、「これで生きていける」と声を上げて喜ぶ学生の姿もあった。長崎県出身の男子学生（１９）は「スーパーに行っても弁当が売り切れているし、帰省もできなくて困っていた。助かった」と笑顔だった。
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May 03, 2020 at 07:16AM
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学生の「食」助ける 会津大・教職員が寄付、食料品を配布 - 福島民友
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