Wednesday, June 3, 2020

異例 セール 食料品値下げ、ボーナス減で節約志向 - ニフティニュース

 新型コロナウイルスはモノの価格も変えています。営業を再開したばかりのデパートなどが、こぞってセールを実施。夏のボーナスの悪化を背景に節約志向も高まっていて、食料品の値下げも相次いでいます。

 日常がだんだん戻りつつある中、街に踊るのは・・・「セール」の文字。例年はセールが始まるのは6月の終わりから。この時期のセールは異例です。1日から全面的に営業が始まったこちらの百貨店でも・・・

 「毎年開かれているこちらのセール。今年はスーツの値段が破格となっています」(記者)

 ビジネス向けのスーツはなんと、2着で2万7000円(税抜)。例年のセールより3000円近い安さです。営業再開直後の異例の値下げ・・・。その理由は消費者の「節約志向」。

 「ボーナスなどが減額されてしまっている企業さんもございますし、より一層、節約志向が高まったことがある 」(松屋銀座 紳士課 粟竹将バイヤー)

 意識したのは、月末にも支給される夏のボーナスです。

 「自分の収入も会社の収入も、周りの収入もたぶん下がる」(街の人)

 「予想的には激減だとは思います」(街の人)

 旅行大手の「HIS」は、上場以来初めて夏のボーナスをゼロに。さらに、「日本航空」は夏のボーナスを半減する方針を固めました。みずほ総研は、夏のボーナスの予測を発表。コロナの影響で去年より9.2%下がり、「リーマンショック後以来の大幅マイナスを見込む」としています。

 「奥さんからだいぶ抑えるように指示が出てます」(街の人)

 「切り詰められるのは食費なので、食費を削ろうかな」(街の人)

 “削るとしたら食費”。企業も敏感に反応しています。こちらの店は、看板メニューの天丼を先月540円から40円値下げしてワンコインに。おととしに値上げしたばかりですが、値上げ前の価格に戻しました。節約志向は、お酒でも・・・。

 「比較的リーズナブルなものに消費が動いている」(サッポロビール 野瀬裕之常務)

 スーパーとコンビニのビールの販売は、2月から4月後半までの期間、全ての週で前年を下回りました。一方、第三のビールは、3月前半から前年超えが続いています。ほかにも、中国地方などにスーパーを展開する「イズミ」は、食料品1000品目を最大3割程度値下げしました。

 4月の消費者物価指数は、3年4か月ぶりに下落。物価が下がり、賃金も下がる。デフレが再び忍び寄っています。(03日17:42)

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June 03, 2020 at 04:31PM
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