寄付された食料品を生活に困っている人に届ける活動を行っている姫路市の「フードバンク」は、食料品の保管倉庫の整備にかかる費用の一部をインターネットのクラウドファンディングで募る取り組みを始めました。
姫路市の「フードバンクはりま」では、県西部を中心に寄付された食料品を生活に困っている人たちに提供していますが、新型コロナウイルスの感染拡大の中で活動がメディアで紹介されたことなどから食料品の寄付が急増しました。
ことし４月下旬から先月までに集まった食料品はあわせて１１トンに上り、保管場所に困る事態となっているということです。
このためフードバンクは、納屋を改築して大型の冷凍庫なども入る今よりも広い倉庫を整備することになりました。
ただ、改築には多額の費用がかかることから費用の一部の３００万円をインターネットのクラウドファンディングで募る取り組みを始めました。
募集は今月３０日まで行われ、フードバンクは集まった資金を逐一公表することにしています。
「フードバンクはりま」の辻本美波理事長は「倉庫ができれば、いまは断らざるをえない冷凍や冷蔵が必要なものも受け入れることができ、さらに多くの方を支援することができるので、ぜひ協力してほしい」と話しています。
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September 10, 2020 at 05:45PM
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フードバンク整備費 ネット募集｜NHK 兵庫県のニュース - nhk.or.jp
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